今回は、読売新聞の大人気コーナー『人生案内』からとても深く考えさせられる記事をご紹介します。
相談者は夫と4歳の子どもと3人暮らしをする30代自営業の女性からで、内容は自身の子どもに関する悩みの相談でした…
障害児の育児中夢も追いたい
相談者女性は子育てママという状況でありながらも、自身が憧れていた仕事を一念発起し日々勉強をしながら頑張っていました。
しかしそんな彼女に思わぬ壁が立ちはだかったのです…
それでは実際の記事をご覧ください…
自身の子どもが他の子と違うと感じ始めた為診断を受けたところ、自閉症、そして知的障害があることが判明したのでした…
「自立できないかもしれない」「一生子育てだ」と頭によぎると落ち込み、自分の仕事を続けることも難しいのでは…と考え込んでしまいます。
でも仕事を諦めたくないと意欲は高く、子育てと両立した人生を送りたくアドバイスを求め人生相談に話を持ちかけるのでした。
辛口・最相先生のアドバイス
この相談に対するアドバイザーは、あの超辛口で有名な最相葉月先生。
いつもは相談者を厳しい言葉で一喝する彼女でしたが、今回は全く違う一面を見せてくれるのでした。
それでは実際の回答をご覧ください…
第一声に…
「思いの丈を打ち明けてくださって感謝します。誰があなたをわがままと思うでしょう。」
と相談者がありのままの姿を打ち明けてくれたことに感謝し、子育てと自身の夢を両立したいという気持ちを決してわがままではないと擁護します。
そして今直面している困難を
「障害そのものによる困難」と
「社会のシステムが欠如したり機能していないことによる困難」
に切り分けて考えるようにとアドバイス、そして相談者には同じ困難を抱える仲間を見つけることを勧めます。
その理由として、情報交換や悩み相談が出来る場所があることは大きな支えとなり、また解決策を共有することで次の一歩を踏み出す手掛かりになるのだと言います。
そして、障害を持つ子供を育てることで夢を諦めなくてはならない。という考えはあってはならない。
「あなたの子どもは私たちの子どもです。」
と相談者の背中を優しく押してくれるのでした。
この最相さんのアドバイスには多くの方から称賛の声が…
- 泣いた…
- 最後の一言が素敵ですね😢こういうことを言える人になりたいと思いました…
-
「あなたの子どもは、私たちの子どもです。」こうやって言える人が増えたら、支援も変わっていきますね。
- 私には自閉症で知的障害の息子がいますが、仕事をずっと続けてきました。母子家庭ですから仕事は生活の必須です。その子も成長し今一人暮らしをしています。私は会社を作り、仕事の分野を広げている最中です。友人や仲間役所や施設の協力を得て息子は成長できました。すべての障害児に幸あらんことを。
困難に直面した相談者を生きやすくする為のアドバイス、本当に心に染みる素晴らしい回答でした…
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それではまた次の記事で…
元彼の訃報を悲しむ女性、想いを先生に相談するも返されたのはまさかのカウンターだった…
※最相先生のいつもの姿、刺激が欲しい方だけクリックしてください(笑)