27日のアカデミー賞授賞式で、俳優のウィル・スミスさんが舞台に上り、コメディアンのクリス・ロックさんの顔を叩く騒動がありましたが、一晩明けスミスさん本人が自身のSNSアカウントで謝罪文を公開しました。
【映像】ウィル・スミス、アカデミーの席で妻を庇い、司会へ強烈一撃「よくやった!」
ウィル・スミスさん、騒動への謝罪文公開
ウィルスミスさんは騒動の翌日に謝罪文を公開しました。
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いかなる暴力も有害であり破壊的です。昨夜のアカデミー賞での私の振る舞いは、容認されるものでも、許されるものでもありません。私を笑い者にするジョークであっても、それもこの仕事のうちです。しかし、ジェイダの健康状態に対するジョークは耐え難く、感情的になってしまいました。
自分がしてしまったことは許されることではなく、本来であれば流せば…と考えていたことを打ち明けるスミスさん。
しかし、愛する妻・ジェイダさんの病に対するジョークはどうしても流すことが出来ず感情になってしまったと言います。
クリス、君にきちんと謝りたい。私は一線を超えてしまったし、間違っていました。取り乱してしまいました。私の行動は、私がなりたい人物像を示していませんでした。この愛と厚意の世界において、暴力が加わる余地はありません。
暴力を振るってしまったことに対し本当に反省しているとともに、クリスさんに謝罪したい気持ちを打ち明けました。
そして、アカデミーの皆様、番組のプロデューサー、ご出席の皆様、そしてご覧になられた世界中の皆様にもお詫び申し上げます。ウィリアム・ファミリー、私の『ドリームプラン』ファミリーにお詫び申し上げます。私の行動が、せっかくの素晴らしい功績を台無しにしてしまいましたこと、深く反省しております。
今後も精進してまいります。
心を込めて
ウィル
引用元:THERIVER
暴力は決して許される行為ではありませんが、それでもスミスさんが本当に反省し謝罪する姿勢は嘘偽りないでしょう…
対する世間の声…
- 妻への侮辱に対するスミス氏の抗議は決して間違ってはいないし、それでも「自分が悪かった」と謝罪出来るのは、真の「紳士」である証拠です。
- ウィル・スミスは殴った事を謝るだけでなく、ちゃんと不快だった気持ちも伝え、クリス・ロックも配慮が足りなかった事を謝り、わだかまりが解ければよし。ウィル・スミスの奥さんは幸せですね。
- いかなる理由があっても暴力はいけないかもしれませんが、私がもし、クリスロックさんの立場なら、自分の軽はずみな発言により、ウィル・スミスが平手打ちをしなければいけなかったくらい、相手を傷つけてしまった自分の発言を後悔しますし、謝罪しますよ
- 「有名な俳優らしからぬ行為」と批判する人もいるが、それ以前に「家族を愛する一人の男性」としての心があるのが素晴らしい。
あの平手打ちは、怒りの暴力ではなく、家族を想う悲しみによる行為だと思う。
両者、お互いに悪かった面があったと思います。どうか、今後和解し合える時が来ることを祈りたいと思います。
今回の騒動について、是非ご意見・ご感想をコメントいただけましたら幸いです。
それではまた次の記事で…