7月30日、さいたまスーパーアリーナで『超RIZIN.2』が開催され、朝倉未来はヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)に僅か1ラウンド2分41秒で敗れ、RIZINフェザー級王座を逃しました。
そんな試合の一部始終を観ていた元K‐1世界王者の魔裟斗さんが、自身のYouTubeチャンネルで朝倉に対し苦言したとして話題を集めています。
「色んなことやってたら勝てない!」
格闘家をやる傍ら、1分間最強を決める格闘技イベント「Breaking Down」の主催、さらにユーチューバーとしてもファンを増やすなど様々な活動に精力的に取り組む朝倉に対し、魔裟斗さんは今回の試合内容を見て、自身の格闘技人生で得た経験を元に意見しました。
魔裟斗さんはまず対戦相手のケラモフさんのことを…
「ケラモフ、身体すごかったね。フィジカルやばいと思うよ。相当強いね。未来くんと組んで倒れないもん、彼は。簡単に倒したもんね。相当強いんだと思うよ。めちゃくちゃフィジカルモンスターだな。オリンピック選手並みのフィジカルありそうじゃん」
と身体能力の高さを同じ格闘家として絶賛。対する朝倉に対しては…
「同じ66キロで何も出来ずに負けたもんね。未来くんと知り合ってから、その後の試合見てきたけど、あそこまで一方的にやられたことはない」
と言い、更にこう続けます。
「試合にかける意気込みっていうのがある。俺も自分で経験あるけど、格闘技1本でやってる奴は強いよ。レベルが上がれば上がるほど、色んなことやってたら勝てないよ。それは自分が経験してるからよくわかる。いろんなことやってるじゃない、未来くんは。そこで1番になれるほど甘い世界ではないね」
と格闘技一本でやっているケラモフに対し、色々なことに手を出している朝倉が勝てる程甘い世界ではない。とズバっと一言。
最後には…
「続けるなら本当に色々捨ててチャンピオンになる覚悟でやらないと難しいよね。相当な力の差を感じたはずだよ。1ラウンド2分41秒でやられているからね」
と明らかな力の差を感じさせられる一方的な試合内容に苦言を呈するのでした。
元世界王者の重みあるこの意見に世間からは…
- まぁ魔裟斗がそう言うならそうなんだろう 現役時代の魔裟斗を見て来た人間なら、誰もがそう思える
- 未来として、ケラモフに勝ってクレベルに勝って、海外メジャー団体で勝負してどこまで行けるか知りたかったと思うが、この負けでRIZINチャンピオンが遠のき、海外メジャーは絶望になったと思う。
- ここまで重みのある言葉、さすが魔裟斗さん…
- 今回の魔裟斗さんの言葉ってスポーツや格闘技だけではなく、ある事柄を極めている人全てに通じる言葉だなと思いました。
この言葉が響くかどうかは、その人次第でしょうけど。
「深い」って思った方、是非「いいね」いただけましたら幸いです。
それではまた次の記事で…