SNSを中心に人気を集める料理研究家のリュウジさんが、現在日本で進められているコオロギを食材として扱う取組みにある視点から反論し話題を集めています。
何かと物議を醸しているコオロギ食、しかしそんなことよりも目を向けなくてはいけないある深刻なことがあるとリュウジさんは言います。
コオロギ食より先にやるべきこと…
世界的食糧危機を救うとも言われている食用コオロギ、世に広めようと日本では多額なお金をつぎ込みその動きが取られています。
その報道に対しリュウジさんはこのように投稿しています。
俺は料理研究家だから「世の中が本当に求めている」ならコオロギ料理だってやるけど今はそれより酪農をどうにかしたい
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) March 2, 2023
牛乳は捨てられ、牛も減らせと言われているこの状況なら至高のコオロギレシピより至高の牛乳レシピ作るし食べてほしいし世の中もそれを求めてほしい
https://t.co/Y0YtR9NkXi
以下、記事引用
北海道の酪農農家が、過去最大の危機にあります。北海道の酪農家では、生乳の廃棄処分をせざるを得ない事態が起きているのです。昨年11月、国は生乳の生産抑制のための緊急支援事業を発表、牛を早期淘汰した場合、1頭あたり15万円の助成金を国が交付するというものでした。これにより4万頭の削減を目指しているらしいのです。牛を殺せ……これが国の施策なのです。
北海道では日々大量の生乳が廃棄されており、その生産抑制として牛を1頭減らすと15万円の助成金が出ると言います。
食料危機に向けてコオロギ食を進める一方、毎日捨て続けられる生乳、この矛盾しているように思える報道にリュウジさんは納得がいかないというのです。
対する世間の声
- よくぞ言ってくださいました。おっしゃる通り!
- お役人さんは、生き物と工業製品を混同してるんじゃないかと思うよ。一度牛を減らしたら、戻すのにも時間がかかるんやで?
- 安全性が不明の、バターやチーズの輸入乳製品等をやめて、
国産の安心安全なバターやチーズをいっぱい作って欲しい。 -
新潟では牛乳屋が1社潰れましたし仔牛に値がつかないというニュースもありました。昆虫食推進よりまずは日本の食をどうにかしないと…
■酪農家の方々からコメントも…
リュウジさん過去にも牛乳消費レシピたくさん出してくださって本当にありがとうございます🙏🙏🙏なんとか生き残りたいです🥺
— あも@愛知の酪農家 (@amoxamoxamo) March 2, 2023
酪農家です。牛乳飲んで!と発信すると、応援してくれる声と同時に批判の声も少なくなくて、心折れそうな経営状況ですっかりメンタルも弱くなってしまいました。リュウジさんのツイートも嬉しいですが、牛乳をお料理で使用してくださっているたくさんの方のコメントに、涙が出ます。がんばります
— ハルカ@牛好きがいるチーズとジェラートの牧場カフェ (@takahidemilk) March 2, 2023
是非この現状を多くの方に知っていただく為にも「いいね」「シェア」いただけましたら幸いです。
それではまた次の記事で…