今回ご紹介するのは、過去に新聞に掲載されたとても感動的な記事。
半世紀以上も連れ添った奥様に先立たれてしまった男性が、奥様の葬儀を終え故郷へと帰る時に乗った飛行機でのエピソードです。
客室乗務員のあまりにも素敵すぎる対応
男性は、半世紀以上も連れ添った奥様に先立たれてしまいました。横浜にいた男性は、奥様の葬儀を終え、納骨の為故郷である佐賀県への飛行機で向かいました。
搭乗手続きを済ませ奥様の遺骨を抱え機内へと進み、当たり前のように遺骨を棚の上に置き自身は席に着きました。
すると次の瞬間、客室乗務員が男性へと声を掛け、思いもしない対応を取ってくれたのでした。
それでは実際の記事をご覧ください。(少し読みづらいと思いますので、下に文字に起こしてあります。)
半世紀以上も連れ添った妻に先立たれた、横浜市の知人男性からこんな話を聞いた。
男性は葬儀を終えた後、故郷である佐賀県唐津市の寺に納骨するため、羽田空港から空路、九州へと向かった。
遺骨を機内に持ち込めることは知っていた。でも入れたバッグがかなり大きく、念のため登場手続きの際に中身を伝えた。
機内に乗り込み、上の棚にバッグを入れて席に着くと、客室乗務員がやって来てこう言った。
「隣の席を空けております。お連れ様はどちらですか?」
搭乗手続きで言ったことが機内に伝わっていたのだ。
男性が「ああ、上の棚です」と説明すると、乗務員はバッグごと下ろしてシートベルトを締めてくれた。
飛行中には「お連れ様の分です」と飲み物も出してくれたという。
「最後に2人でいい“旅行”ができた」と男性。
その表情を見ていたら、こちらも温かい気持ちになった。
男性は当たり前のように遺骨は手荷物扱いだと思い搭乗するも、実は機内では奥様用に席が空けられていたのでした。
いくら遺骨であったとしても大切なご家族であることには変わりない…。そう考えてくれた客室乗務員、そして航空会社の対応、これは正真正銘の『神対応』と言える素晴らしい対応でしょう。
旦那様のお気持ちになると、つい涙が込み上げてきます…
とても心温まる記事でした。
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それではまた次の記事で…