Twitterユーザーのブルームさんが自身のお子さんの算数のテストの答案について投稿したところ、大きな物議を醸しています。
それは、先生の採点基準にありました…
答えが合っているけど式が…
算数のテスト、問題は絵を元にかけ算の式を立てて答えを導き出すというもの。
ブルームさんのお子さんが導き出した答えはあっていましたが、式が違うという理由で不正解にされてしまったのです。
その答案がこちら…
【第一問】みかんが3個ずつ乗ったお皿が4枚。式を求めよ?
この問題に対し、「4×3=12」と答えたところ不正解にされ、その後、赤字で「3×4=12」と訂正し〇を付けてもらったのだと言います。
全4問全て同様の採点をされ、全て不正解とされています。
■実際の投稿
またかよ・・・
— ブルーム@FIRE達成 米国株 x 太陽光 (@Bloom202004) November 28, 2022
この4問を間違いとされて100点逃した子供の気持ち考えたことあるのか?
うちの子以外にも間違いが多くてこの単元のテストを何度もやり直させてるようで、子供たちに理解させれない説明しか出来ないならこれをやる意味って・・・ pic.twitter.com/6b3w9IcNPF
対する世間からは意見が真っ二つに分かれています。
数学の意味をしっかりと理解しないといけないのは同意ですが、掛け算の順番については完全に本質からかけ離れています。
— お断りします (@subandsubandsub) November 29, 2022
画一的な指導のために後から付け加えられた、"掛け算とは"ということには全くもって関係のない概念です。
抗議したらよいかと思います。
— ゆ (@yuuusan_3) November 29, 2022
定義があるらしいですが、その定義が意味不明です。
学習指導要領と教師に柔軟性がないことが問題ですね。
数学・算数にこんなルールは無い
— LazyandDowner@FullyVaccinated (@LazyandDowner) November 29, 2022
つまりこれは算数のテストなのに算数以外のルールでバツを付けている
そして社会ではエクセルに正しく数字を入力出来れば良いので役に立たない
何のためのテストなのか
算数の学習要領では数式に対しその意味を持たせて理解させる事が定められています。
— 大魔導師セラ (@sera_wizard) November 29, 2022
だんごやみかんの様に主体となる数が何であるのか、そしてそれが計算式でどう表現されているか、と言う点について加点減点の対象になるのは仕方ない部分があります。
おそらく授業でも教えられていると思いますよ。 pic.twitter.com/fvdJqvVIoA
こういうのは、わたしは大事だと思う。順番や意味を理解してないと応用問題は解けない。
— symm (@symm21355) November 29, 2022
授業を聞いてれば先生が何を書かせたいかわかるはず。今は完璧に理解しなくても、授業に合わせるゲームだと思ってればいずれわかると思う。
求めるものを(アメの数)と書いてくれてるのに、一番最初を皿の数から始めるのはちょっとキツい
— hsa1585 (@hsa1585) November 29, 2022
皿の数×アメの数=皿の数
この子の式だと「アメを一つずつ乗せるにはお皿は何枚必要ですか」の答えになる
数式の頭と最後の単位を揃えるのは基本のキ
半世紀決着がつかない「掛け算順序問題」
実はこの問題は数学者の間でも半世紀前から議論されていて、未だに決着がついていないのです。
その上で文部省は以下の様に答えています。
「順序がどうというよりも、掛け算がどういうもので、それぞれの数が何を意味しているのかを理解することが大切です。そのうえで、学校現場でどう指導するかは各学校のやり方にもよるでしょうし、児童の状況や理解度を踏まえながらご指導いただく必要があると思っています」(文科省初等中等教育局教育課程課)
引用元:東洋経済新聞
とても考えさせられる投稿でした。
あなたはこの問題、どう考えますか?
是非あなたのご意見お待ちしております。
多くの方に知っていただく為にも、是非「いいね」「シェア」いただけましたら幸いです。
それではまた次の記事で…