「○○コンクールで金賞」といった情報はワインなどの商品を選択する際に重要なポイントです。
しかし、ベルギーの公共放送局「RTBF」が「有名ソムリエに最悪と評価された激安ワイン」のラベルを貼り替えて国際コンクールに出品する実験を行ったとして大きな注目を集めました。
想像を絶する結果に、言葉を失います…
『最もまずい』ワイン、金賞受賞
ワインに関するコンクールは世界中で開催されていますが、各コンクールの評価がどれだけ正確なのかは分かりません。
ベルギーの最優秀ソムリエに選出された経歴を持つエリック・ボッシュマン氏によると、ワインコンクールの中には多額の参加費を要求する「金稼ぎだけを目的としたコンクール」も存在するとのこと。
そこで、ベルギーの公共放送局「RTBF」は「おいしくないワイン」をコンクールに出品した際にどんな評価を得られるのか検証する実験を実施しました。
数あるコンクールの中からGilbert & Gaillard International Challengeを選んだ理由は「3カ月ごとに評価が実施されてるから」とのこと。
Gilbert & Gaillard International Challengeにワインを出品するには参加費として
約50ユーロ(約8000円)
を支払ってワインを発送するだけでOK。
審査の結果、『最もまずい』はなんと、金賞を受賞してしまったのです。
この驚愕の結果に世間からは…
- 一見するとソムリエ批判の様に見える。が、内容は「お金を出せば、結構な確率で良い賞が取れる」コンテストへの疑問
- 公共放送局とソムリエが協力して、国際コンクールの評価の正確性を試した、というニュースですね。
- コンテストの内容が金を払えば金賞あげる!みたいなものに見えるな…。
- 〇〇金賞はやっぱり無意味か…付いてると逆に安っぽい気はしてた
ついつい目を惹かれてしまう『金賞受賞』の文字、しかしそれが本当の意味を成していないのかもしれない…と疑問が生まれてしまうそんなニュースでした。
是非この現実を多くの方に知っていただく為にも『いいね』『シェア』いただけましたら幸いです。
それではまた次の記事で…