読売新聞の大人気コーナー『人生案内』で過去に投稿された深く考えさせられる一記事をご紹介します。
今回の相談者はスマホゲームばかりやっている息子に嫌悪感を抱く母親で、息子との接し方についてアドバイスを求めるという内容でした。
息子をうつ病にした父親、専門家からの思わぬカウンターに「ド正論」「よく言った」
「こんなクズ、産むんじゃなかった」
シングルマザーである相談者の母親は、高校3年生の出来の良いお姉ちゃんに対して、中3の弟は部活動を辞めて以来ゲームばかりやっていて「どうしようもない…」「嫌になる」と不満を先生にぶつけます。
同居する相談者の両親からも息子のことについて小言を言われる為、その不満を倍増させて息子にしばしば強く当たってしまうといいます。時に息子の存在を全否定するようなキツイ言葉も浴びせることも…
それでは実際の記事をご覧ください。
息子に対する嫌悪感や両親の圧力から、本人に面と向かい
「こんなクズ、産むんじゃなかった」
と存在を完全否定するような言葉を浴びせてしまう母親、そして「自分の育て方は間違っていない、私は被害者だ」と言わんばかりのスタンスで相談を持ち掛けてきたのでした。
しかし、相談を受けた先生はそんな母親の言動に対し、正論カウンターで返り討ちにしてしまったのでした…
大学教授・大日向雅美先生によるド正論カウンター
今回のアンサーである大日向雅美先生は、発達心理学を専門とする大学教授で、「親子」「家族」等の関係性のプロフェッショナルと言えるお方です。
それでは大日向先生のパーフェクトすぎる回答をご覧ください。
まず第一声に
子供は必ずしも、親の思い通りに育たないものです。
さりとて自分の人生から息子さんを抹消したいとは尋常ではありません。
と激しく避難します。
息子に対し、優等生の姉との比較、祖父母の小言、母からの全否定はあまりにも厳しいモノで
あなたは既に息子さんを精神的に抹消しているのと同然です。
まずは息子さんへの接し方について率直にあやまってください。
と息子に対する接し方は間違っているのでまずは謝るように促し、更に娘さんと比べることは今後一切止め、逆に息子さんの良いところを探すようにとアドバイスをします。
そして最後に、今後の親子関係が取り返しがつかなくなる前に
即刻あなたの心と態度を改めるべきです。
と強い言葉で母を諭すのでした。
厳しくもしっかりと正そうとする先生の言葉、相談者の心に響いたと祈りたいです…
対する世間からは…
- 親御さん、それを言っちゃおしまいよ、があまりに多すぎて絶句…。
- おれこの人の子供だったら抹消されてたわ
- 果たしてこの親御さんに届いたかどうか、気になる所です。
- 息子さんを救えるのは母親しかいません。どうか心に響いて欲しいです。
「よく言った」「ナイスアンサー」と思った方は是非「いいね」いただけましたら幸いです。
それではまた次の記事で…
息子をうつ病にした父親、専門家からの思わぬカウンターに「ド正論」「よく言った」
■引用元ツイート
そういえば、今朝の読売朝刊人生案内は久しぶりのヒットだな⋯と思いました pic.twitter.com/OHS5x2nvYi
— あつみ (@atsumi_y) May 19, 2016