部下へのパワハラなど兵庫県の斎藤元彦知事を巡る一連の疑惑で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)が実施した職員アンケートの詳細が明らかになりました。
その中で語られた多くのパワハラエピソード、それはあまりにも行き過ぎたものだとして現在大きな波紋を呼んでいます…
「俺は知事やぞ!!」
職員への接し方では「知事ファースト」ともいうべきエピソードが並ぶ。
斎藤氏が神戸市内のイベント候補地を視察した際、目の前でエレベーターの扉が閉まったため、職員に激高したことがあったという。
「お前はエレベーターのボタンも押せないのか」
同様の記述は他にも多数あり、これ以降扉を開けておくための「エレベーター係」が配置されたと記されている。
マスコミ取材に強くこだわりながら、自分の知らないところで報道が出ると、いらだちをあらわにした。ある職員は「空飛ぶクルマ」の関連事業が新聞に載ったとき、斎藤氏が担当者を知事室に呼び、
「聞いてない」「空クルは知事直轄。勝手にやるな」
と厳しく叱責したと書いた。
喫茶コーナーでの打ち合わせの際、営業時間が過ぎたため店番の女性が退店を求めると、
「自分は知事なのに、なぜ出て行かないといけないのか」
と怒鳴ったとの記載もある。
アンケートの回答には斎藤氏が気に入らない職員を「飛ばした」という人事権の乱用が疑われる事例も複数ある。百条委は、個々の回答内容の真偽について今後の調査で明らかにする方針だ。
これらのエピソードに対し世間からは非常に厳しい言葉が寄せられています…
- 営業妨害で訴えればよかったのだと思います。知事だろうが、一般人だろうが店のルールを守らなくてはならないことに変わりはないでしょう。
- 自分が原因で部下や側近が自殺や病休になっても平然と知事を続けられるって、すごいですよね。
- アンケートに書かれたことの真偽以前に、職員と知事の信頼関係は崩壊している。知事がいかに粛々と県政を進めると言っても、このような状態ではもはや不可能だろう。
- 自身が偉くなったと勘違いしているようですが、組織のトップにはふさわしくないので一刻も早く辞職していただきたい。
- ここまでの具体的な声が上がってくるということは、全てが事実ではないにしても、それに近しい言動や態度があったものと思わざるを得ません。選良としての公務員として著しく不適格かと思います。せめて良心があるのであれば、ご自身で引き際を見極めていただきたい。
あなたは今回の騒動どう考えますか?
是非ご意見いただけましたら幸いです。
それではまた次の記事で…