とっさのけがをしたとき、今までの人生の知恵で皆さん動きがちになります。
例えばちょっとした血の出た傷であれば軽く洗って絆創膏で治す。
ただし、動物に嚙まれたり、物が刺さった時の傷は安易には考えてはいけないというのです。
このことは現役医師であるSNSユーザーの方がTwitterに投稿し大きな話題を呼んでいます。
動物に噛まれたり物が刺さった傷の対処法
「最近、傷は消毒しないのが常識ですよ」というマシュマロが来てたんで表で答えるけど、動物の噛み傷は普通の外傷とは別ものと考えてくださいね。決して軽く考えず、素人判断もせず、とにかくジャブジャブ流水で洗って血を絞り出しつつ、病院に電話です。あてがなければ#7119に相談。
— 椹野道流🍮日常に戻りたかった。 (@MichiruF) May 29, 2020
傷が綺麗に治ると評判の、あのむにゃパワーパッド的なものも、動物の噛み傷のときは絶対に使っちゃ駄目ですよ。傷がたいてい見た目より深いので、感染が広がると本当に厄介なことになります。
— 椹野道流🍮日常に戻りたかった。 (@MichiruF) May 29, 2020
患者にできるのは、流水での洗浄まで。どうしても手加減してしまうので、速やかに受診してください。目安は噛まれて6時間以内、つまりできるだけ早くってことです。治療方針は、診察した医師が判断します。私の場合は、消毒・開放創での経過観察・破傷風ワクチン接種でした。
— 椹野道流🍮日常に戻りたかった。 (@MichiruF) May 29, 2020
抗生物質も早々に点滴でいれ始めてもらったので、腫れも痛みも予想よりはずいぶん軽いです。こじらせると本当に厄介だから……滅多に医者として喋らない私がこんだけ言うんだから、噛まれたらすぐ受診してくださいな。
— 椹野道流🍮日常に戻りたかった。 (@MichiruF) May 29, 2020
つまり……
- 流水でジャブジャブ洗い血を絞り出す。
- 医師に電話
- 受診
ここまでを6時間以内に済ませるのが重要。
「様子を見て、もしダメそうなら後で医者に行こう。」なんていう考えはあまり良くないようですね…。
とにかく、甘く見ずに対処しましょう。
対する世間の声
そもそも通常の傷でも汚れてる場合(地面で擦ったとか錆びた金属で傷つけたとか)でも洗浄は絶対ですね……
— 井戸端 多治丸 (@idynaloak) May 30, 2020
噛み傷は人間に噛まれた時でも恐ろしいですね。基本的にどんな生物であれ口の中は雑菌だらけですし。
これは本当にそうですよね…
— 沙紅螺(さくら) (@CBsakura) May 29, 2020
友人が猫飼いなのですがよく噛まれていて、ちょっと深く噛まれた時にあわや一大事になりかけました…(下手したら切除)
友人は一大事になる可能性をわかっているので、都度病院にいってます。
母が飼い猫に噛まれて腫れてました。痛みもでて。
— らぶもふ (@LOVEmofumomo) May 30, 2020
噛まれたのが夜で他にも飼ってるので翌日でいいやと延ばしたらこんなことになったようです。
甘く見てはいけませんね。
フェレットに噛まれて蜂窩織炎を発症して亡くなった警察官の方もいましたよね。
— おまろさん (@maronyasan) May 30, 2020
我が家も猫を飼ってて生傷が絶えませんが、必ず消毒だけはきっちりするようにしています。
ついつい自分のペットとじゃれ合っていて、噛まれちゃったけど血が止まったから…
こんな考えは本当に危険な行為だということが分かりましたね…
ペットを飼っている方は特にご注意してくださいね。
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