「安倍首相辞任会見」が8/28 17時から急遽執り行われた。辞任の決め手は以前から噂されていた安倍首相の健康問題だった。
病名は「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)」、国内の感染者は16万人を上回り、1000人に1人が患う病気です。
本記事では安倍首相が辞任に追い込まれた潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)について情報をまとめています。
目次
安倍首相、難病の潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)により辞任に追い込まれる
安倍総理大臣は、10代のころから、大腸の粘膜が炎症を起こし、激しい腹痛や下痢を繰り返す難病、「潰瘍性大腸炎」を抱えてきました。
戦後最年少の52歳で第一回目の総理大臣に就任しましたが、症状の悪化したことが原因でおよそ1年程で辞任となりました。
そして、平成24年12月に再び総理大臣に就任した際は、炎症を抑える新薬の登場によって症状は安定し、7年8か月と長きに渡り政権を担ってきました。
しかし、今年6月に異常が見つかった為、慶応大学病院で検査を行ったところ症状が悪化していることが分かりました。
このため、「体調が万全でない中、政治判断を誤ることがあってはならない」と考え、総理大臣を続けることが難しいと判断したようです。
それにしても、発病したのは10代だったとは安倍首相も若いころから苦労されていたのですね。
父が安倍首相と同じく潰瘍性大腸炎なのですが、悪化して入院した時に格闘技で鍛えていた身体が痛ましいほど細くなって、本当にしんどそうだったのを見ていたので病気を揶揄したり、冗談でも喜んで見せるような人が私の目に入らなければいいなと思う
— 篠原かをり (@koyomi54334) August 28, 2020
安倍首相の病名の潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)とは?
潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜が炎症し、激しい腹痛や下痢を繰り返す難病です。
現代の医学でも原因がはっきり分かっていないようで、発症する年齢も、20代を中心に若者から高齢者まで幅広い世代にわたり、国内の患者数は16万6000人以上、1000人に1人ほどで難病の中で最も多いとされています。
治療は投薬がメインで、飲み薬で効果のあるものが開発されています。
患者の5%程は症状が改善せず、大腸摘出をしなくてはならなくなることもあるとか。
手術で腹痛の改善は出来るようですが、余分な水分を鳩首してくれる大腸がなく、トイレの頻度が多くなるなど別の弊害が生まれることもあります。
難病・潰瘍性大腸炎、主な症状は?
下痢、血便、発熱、腹痛、体重減少などで、性別での発症率等は変わりないようです。
そして以外なのが年齢が若い方が発症しやすい傾向にあるようです。なので、安倍首相も10代から患って理由が理解できます。
軽症63%、中等症28%、重症3%となっていて、安倍首相は重症3%に当てはまるのかもしれませんね。
潰瘍性大腸炎には、炎症が起きて症状が強く現れる「活動期」と、症状が治まっている「寛解期」があります。
治療をきちんと続ければ、多くの人は寛解を維持することができますが、人によっては再燃 して、活動期と寛解期を繰り返してしまうこともあります。
安倍首相と同じ潰瘍性大腸炎を患う有名人
有名人の中でも潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)を患う人は多くいることが分かっています。
潰瘍性大腸炎を患う有名人
- 岸本隆一 −プロバスケットボール(bjリーグ)選手、琉球ゴールデンキングス所属
- 朝日大輔
- 安達久美
- 安達了一 - プロ野球選手、オリックス・バファローズ所属
- 安倍晋三 - 自由民主党総裁、内閣総理大臣
- 一戸剛
- 大江慎也
- 大宮エリー - 脚本家、作家、エッセイスト、ラジオパーソナリティ
■プロバスケットボール選手の岸本隆一さんのケース
岸本隆一が指定難病とされる潰瘍性大腸炎と診断されていたことを発表した。
岸本は3月より貧血や頭痛といった体調の異変を感じたが、一向に改善されないため診察を受けたところ潰瘍性大腸炎と診断されたという。診断後はすぐに入院し、副作用が少ない薬物による治療を受けて症状は治まり、10日間ほどで無事退院した。現在は通常の体調に戻り、軽度の運動を開始しているという。
岸本はクラブを通して次のコメントを発表している。「まず初めに、多くのご心配をおかけしますことをお詫び申し上げます。いつも応援して頂いている皆様にご報告があります。3月頃から体調の異変を感じ、4月に入り病院を受診したところ、潰瘍性大腸炎と診断されました。診断後に入院をし、体調も日に日に良くなっていき10日間程で退院することができ、トレーニングを再開できる程に回復しております」
引用元:BASKET COUNT
やはり治療にはゆっくりと入院し安静にすることが必要なのでしょう。対する安倍首相は体調不良を包み隠し、休まず働いてしまった末悪化してしまったのでしょうね。
安倍総理お疲れ様でした。
— hide@cat master (@RST7777777) August 28, 2020
並大抵の人間では一国のトップになれないしプレッシャーも相当なものだったと思います。
最後の方は140連勤とかだったらしく身体を壊しながら日本のコロナ渦の対応本当にお疲れ様でした。
ゆっくり養生なさってまた元気になられて下さい。 pic.twitter.com/c06gjWoKxs
これから治療に専念し、速く調子を取り戻していただきたいですね。
安倍首相、難病の潰瘍性大腸炎による辞任まとめ
安倍首相辞任は以前から騒がれていた体調不良が原因でした。病名は潰瘍性大腸炎(かいおうせいだいちょうえん)で、1,000人に1人が発病する難病です。
コロナウイルスのせいで体を駆使しすぎたことが今回の一番の原因だったはず。どうかゆっくり休み、早く元気な姿を見せて欲しいですね。