今回は、障碍者にひどい扱いをした男性に対して、女子高生が救いの手を差し伸べたお話をします。
点字ブロックを歩く障害者の人
道にある、黄色いデコボコの道。これは「点字ブロック」といい、目が不自由な人が歩きやすい様に用意された道です。
人通りの多い道などによく設置されていて、目が不自由な方でも行き来がスムーズにできる様に設計された道。
しかし、たまにその道を「我が物顔」で歩く人がいる事も……
交通量の多い大通り。寄稿して頂いた方が通り沿いを歩いていると、少し前の方に、やけにゆっくりと歩いている人がいました。
少し長めの杖のような物を持って、点字ブロックの上をゆっくり歩いていたため、目が不自由な人だとわかる様な印象の人だったそう。
すると、その目の障害を持った方の後ろを歩いていた、少し怖い風貌のおじさんが、イライラした雰囲気で今にも接触しそうな至近距離に。
そしてその後、そのおじさんが衝撃の行動に移ります。
おじさんが障害者に怒鳴りつけ押し倒す
「ドンッ」と、明らかに片手でその方を押し、『真ん中歩いてんじゃねーよ、邪魔だ!』と障害者の方を激しく罵り、さらに被せて、
『ゆっくり歩くなら端歩けよ!』と大声で怒鳴ったのです。目の障害を持った方は、点字ブロックの横へよろけて転んでしまいました。
あまりに恐ろしいその光景に、数人の人が皆注目をします。しかし、怖い雰囲気を持ったおじさんに恐怖を感じ、誰もがその人に対して何かアクションをする事はできませんでした。
その時。すぐ後ろから突然、高校生くらいの若い女の子が倒れた方の元に走り寄り、押し倒した怖いおじさんに対し、反論できない程の正論を投げかけます。
女子高生がおじさんに浴びせる正論
駆け寄った高校生ほどの若い女の子は、「何やってるんですか!」とおじさんに大きな声で投げかけます。
そのおじさんは、寄稿した方が「40代の私でも怖いと思う風貌」と表現していた人。それでもその女の子は、恐れることなく言葉を続けます。
「何のために点字ブロックがあるのか知らないんですか?」
「邪魔なのはあなたです」
「この方に謝ってください」
突然の事に、押し倒したおじさんも言い返せなかったそう。
寄稿した方は警察を呼ぼうと思っていたそうですが、おじさんはそのまま立ち去ってしまい、姿を消してしまいました。
押し倒したおじさんが立ち去った後、倒された目が不自由な方は、心配して寄り添う人々に「ありがとう」と言葉を繰り返していました。
しかし勇気を持って指摘をした若い女の子は、すぐに立ち去り姿を消してしまったそうです。
引用元:cadot(カド)
とてもスッキリとする感動ストーリーでしたね。
是非このお話を多くの方に知ってもらう為にもシェア、いいねをいただけたら幸いです。