感動

【3.11追悼】命と引き換えに避難アナウンスに徹した女性、その最後の音声に言葉を失う…

3.11「東日本大震災」が起きて、早くも11年という長い年月が経ちました。

15,000人を超える死亡者、そして行方不明者は未だ2,000人以上と戦後最大の被害となりました。

そして、ここまでの大被害をもたらした3.11から今こうして生活出来ているのには多くの人の助け合いがあったからということは忘てはいけません。

その中一つ、ある24歳の若い女性の存在は多くの命を救うこととなりました。

 

自分の命と引き換えに避難アナウンスに徹した女性

宮城県北東部の南三陸町で、町役場の危機管理課に所属する遠藤未希さん(当時24)は、海に近い防災対策庁舎に勤務していました。

地震発生後、最大6mの津波警報が発令されると、防災放送を担当する遠藤さんは2階の放送室へ駆け込み、

「津波が予想されますので、ただちに高台へ避難してください」

と防災放送を始めたのでした。

やがて津波が襲来し、庁舎が数メートル浸水した後も、アナウンスが止めることはありませんでした。

そして最後の4回目には、

「ただいま、宮城県内に、10メートル以上の津波が押し寄せています」

と内容が変わり、たとえ3階建て庁舎の屋上に避難しても津波に呑まれると十分わかっていただろうが、遠藤さんはアナウンスを止めようとしなかったのです。

この様子を収めた音声には

「未希ちゃん、上がって上がって」

という同僚男性の声も録音され、たとえ自らが命を落とすことになろうとも、最後まで町の人々を救うために放送を続け、津波の犠牲となってしまいました。

結局、津波は屋上の床上2mにまで達し、屋上に避難した職員の多くも津波に呑まれました。

このアナウンスにより、約1万人の人々が避難して助かったといわれるが、中にはアナウンスが「切羽詰まった声だったから」避難したという女性もいました。

役所の同僚によると、未希さんは非常に責任感が強い女性だったといいます。

 

実際の音声

当時の本物の音声となります。気分を悪くされる可能性がございます。不安な方はご視聴はご遠慮ください…

24歳とまだまだ若いというのに、自分の命と引き換えに最後の最後まで人の為に尽力したのです。

彼女がいなかったらこの周辺に住んでいた人はどうなっていたことでしょう…

本当に彼女の勇敢で責任感のある行動に感謝しなくてはなりませんね…

このお話を多くの方に知っていただく為にも、是非「シェア」いただけましたら幸いです。

 

■首相官邸から黙とうのお願い

 

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