コロナウイルス騒動でマスク不足が騒がれる中、繰り返し使える布マスクへの需要が大きく高まっている。日本では未だ国民の手元に届かないアベノマスクをイメージする人も少なくないでしょう。
ただし布マスクの欠点として、使い捨てのサージカルマスクと比べるとどうしてもフィルターの性能が低いということが上げられる。今回はそんな布マスクの弱点を克服したとアメリカの研究者よりTwitterで報告がされました。
布マスクフィルター性能アップ方法
その方法はいたって簡単。ストッキングを切りヘアバンドの様に頭から被ってマスクを上から覆うだけ。
見栄えは良いとは言えませんが、コロナウイルスの脅威から身を守れるのであれば選択肢に入れても悪くありませんね。
外科手術用マスクの性能に匹敵
研究チームが、20~1000ナノメートルの粒子(新型コロナウイルスは60~140ナノメートル)をろ過するマスクの性能を確かめてみたところ、手作りマスクのそれはまちまちで、ものによっては30%未満のものもあったという。
しかし、ここにストッキングを加えると15~50%ほど性能がアップしたとのことだ。
更にこれをサージカルマスクで実践すると脅威的な数字を叩きだすという。
- ストッキング無……ろ過率75%
- ストッキング有……ろ過率90%
これはすぐにでも実践したいですね。
引用元ツイート
Researchers at Northeastern University found that adding an outer layer made from nylon stockings to a homemade face covering can boost its ability to filter out small particles in the air by creating a tighter seal between the mask and the wearer's face. https://t.co/JJser84VtG
— NM Dept. of Health (@NMDOH) April 30, 2020