熱海土砂災害による被害は計り知れないもので、すでに10名を超える犠牲者が出ています。
日々行方不明者の捜索を行うのは警察の捜索隊方々。
今回はそんな捜索隊ととある釣具屋店主との間に起こった心温まるエピソードをご紹介します。
泥だらけになった捜査隊と釣具屋店主
土砂に埋もれた集落を泥だらけなりながら懸命に捜索を続ける捜索隊の方々、業務を終え道を歩いているととある釣具屋の前でそれは起こった。
静岡県熱海市の被災地で釣り具屋を取材をしていた際、店頭を泥にまみれた若手警官の一団が通りかかった。その瞬間、男性店員が一言。「お兄ちゃんたち、洗っていきな」。男性自ら店先のシャワーで警官の泥を洗い落としていく。「今日もありがとう。熱中症になるなよ」「はい、大丈夫です」 pic.twitter.com/t2cxJfVVXk
— 竹之内秀介 (@shusuke_take) July 10, 2021
泥だらけになった捜索隊(若手警官)を見かけた釣具店店主はすかさずお店にあるホースで泥まみれになった服を綺麗に洗い流してくれたのでした。
その時の実際の写真がこちら…
「お兄ちゃんたち、洗っていきな」
「今日もありがとう。熱中症になるなよ」
「はい、大丈夫です」
なんと粋な対応なのでしょう。
そしてこの素晴らしい行動を褒められた店主はこう続けます。
この店では土石流が発生した翌日から、捜索隊が通りかかる度に泥を洗っていたとか。良いことをしていますね、と話しかけると、男性は照れ笑いを浮かべながら「早く復旧してもらわないとみんな困る。別に大したことじゃないよ」-。
— 竹之内秀介 (@shusuke_take) July 10, 2021
「早く復旧してもらわないとみんな困る。別に大したことじゃないよ」
照れ隠しをするかのように大したことではないと振る舞う店主。
本当に素敵な方ですね。
対する世間の声
- もっとこういう報道が増えて欲しいですね
- 洗われてる警察官の笑顔がまた良い。
- こういうのが、日本人ですよね!
- 美談ではなく事実を記事にしている。記事ってこれで良いと感じます。
- こういった「地道に足で稼ぐ」という取材を久々に見た気がします。いい写真ありがとうございます。
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そしてなにより、一日も早く被災地が復旧することを祈りたいと思います。
それではまた次の記事で…