山口県の救急車に新たなサイレン音を導入されたとして大きな注目を集めています。
誰もが聴きなれた「ピーポーピーポー」という高音から変更に至った理由は、市民からの「うるさい」「不安になる」等の相次ぐ苦情によるものでした。
救急車に新サイレン音導入
山口県下関市消防局に市民からの寄付金を充てた「高規格救急自動車」1台が配備され、市消防局で11日、式典が開かれた。今回の寄贈で、最新のサイレン音を採用しているのは3台目、最新の警光灯の搭載は2台目となった。
3台目の新型救急車の最大の特徴は、夜間や住宅地を走行する際に低音のサイレンに切り替えられる点だ。
市街を走行する救急車のサイレン。その音量幅は「自動車の前方20メートルの位置において、90デシベル以上120デシベル以下」と道路交通法で定められている。夜間でも自転車に乗った人や歩行者への注意喚起で鳴らしており、サイレンを消したり、音量を下げたりすることはない。そんな中、「サイレン音がうるさい」「耳障りで不安になる」などサイレン音への苦情が全国で寄せられ、現在、各地で導入が進められているのが、従来の“ピーポーピーポー”という高音とは違う和音をベースとした低音モードだ。市消防局にも同様の苦情が多いことから、サイレンの音響を取り扱う自動車メーカーに相談。法律で定められている範囲内で音調に工夫を重ねたサイレン音の運用を始めた。
引用元:毎日新聞
■実際のサイレン音がコチラ…
対する世間からは思った以上に不評な意見が多数寄せられることに…
- 緊急車両だから不安になる音が正解◎
- 救急車の接近がわからなくなるほうが問題かなあと思います
- 苦情に対しして紳士に向き合うべき事と、無視するべき事があると思う。なんでもかんでも苦情に対応するのは良くないと思う
- 苦情する意味が分からない
- そのうるさいと言った少数派の家の近くを通るときは倍の音量でサイレンを知らせてやった方がいいだろう
確かにうるさいからこそ聞き取りやすく効果があり、不安になるからこそ緊急度を感じさせられる。
これらの効果を薄れさせることは果たしていいことなのでしょうか…
あなたはどう考えますか?
是非ご意見いただけましたら幸いです。
それではまた次の記事で…