今回ご紹介するのは、過去に新聞へ掲載された「いいねなんて、いらない」というタイトルの切り抜き。
ある有名タレントによって綴られたその記事は、近年爆発的に普及するSNSによって「いいね」「インスタ映え」を求める人が増える現代に異論を呈す内容でした。
「いいねなんて、いらない。」
近年、SNSへ投稿する為に、いわゆる「映え」を狙った写真を撮ろうとする人が急増しています。
そんな光景を目に、タレントのふかわりょうさんは自身の想いを記事にぶつけるのでした。
そう…「いいねなんて、いらない。」と…
それでは実際の記事をご覧ください…
まず第一声に、「旅に出るときにカメラを持たずに出かける」というふかわさん、その理由に撮影にばかり気が取られ旅を楽しめなくなっている、目の前に広がるものをレンズ越しではなく全身で感じたいと言います。
しかし世間はその考えとは逆方向へと進み、今や「インスタ映え」を狙う為に出かけるという思考が当たり前となってきました。
そんな人々を見たふかわさんは…
今を共有したい、報告したいというよりも、「いいね」が欲しい。
と言います。
更に…
それはきっと、不安の裏返し。自分の人生が幸せだと実感したい。みんなに幸せだと言われたい。
そんなことは周囲が決めることではないのに…
と、自論を呈します。
そして、価値観は人それぞれで、否定派しないというふかわさんですが…
「いいね」と言われる人生を否定はしません。でも、私は、いらない。
人の「いいね」よりも、自分の「いいね」がひとつあればいい。
と他人からの「いいね」よりも、自分の「いいね」があればそれで良いのだといいます。
この投稿には多くの人から「共感」のコメントが寄せられています。
- 自分の価値観は自分で決める その大前提を思い出した。
-
自分が良いと思ったものを他者に共感される、これは人が生きていく上で非常に大切なことだけど、最近はSNS等でこれらが過剰になっている。最大の問題は、他者に良いと評価されないと価値がないというそもそもの構造の逆転。
- 子供が幼稚園の頃、運動会の開会の挨拶で園長先生が言っていました。
「みなさん、カメラやビデオに一生懸命になると思いますが、ぜひナマの眼で見てください」 - 「自分のいいねが1つあれば」いいというふかわさんの言葉には共感!!
■実際の投稿
凄く刺さった。 pic.twitter.com/0Hq3108fj6
— わかめ (@senseiwakame) September 4, 2022
とても深く考えさせられるお話でした。
「いいねなんていらいない」を取り上げているところ言いづらいですが(笑) 「深く考えさせられた」という方は是非「いいね」いただけましたら幸いです。
自分らしいSNSライフを楽しんでいきましょう。
それではまた次の記事で…