信号のない横断歩道、歩行者優先なのは分かっていても「歩行者の存在に気付かなかった…」「前の車もそのまま走ってるし…」などそのまま走り抜けてしまったなんてこと、車運転者であれば一度は経験しているはずです。
そんな中、今回ご紹介するのは一時停止率9割の驚異的な数字をたたき出す「信号の無い横断歩道」についてです。
この数字を叩き出すには実はドライバーだけでなく、地域の小学校に通う子どもたちのある行動が1役買っていたのです。
一時停止率9割の横断歩道
実際の映像をご覧ください。
とても素敵です…
横断歩道を渡り終わったときに「おじぎ」をする。
本来は歩行者優先でありながらも、道を譲ってくれたことに対する感謝の気持ちをドライバーに伝える行動。
この行動が子供から子供へと伝わっていき、いつしか当たり前にするものとして子どもたちに定着していきました。
そんな微笑ましい光景を見て、ドライバーも自然と気持ちに変化が現れ、一時停止率9割という驚異的な数値を叩き出したのでした。
先日このような記事がありました。
JAF(日本自動車連盟)は8月11日~30日に「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査を全国で実施。停止率は過去最高の30.6%となった。
2016年の調査開始時にはわずか7.6%だった停止率は年々増加。今年も前年調査時と比べて9.3ポイント増加したが、いまだに約7割のクルマが止まっていない現状が明らかとなった。
引用元:Yahooニュース
全国の平均停止率が今年30.6%でした。2016年時点ではたったの7.6%だったことからすれば年々ドライバーの心構えが変わっていることが分かります。
この記事をご覧になったドライバーの方々、是非今一度ご自身の運転を見つめ直していただき、この数字が9割、いえ10割に近づけるように思いやりのある運転を心掛けていただけますと幸いです。
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それでは今日も安全運転で…