新型コロナウイルスの恐怖は感染への恐怖だけではない。
それはコロナによる心身の疲れだ。
今回ご紹介するのは、とある海外の女性看護師がコロナウイルスの医療に携わる前と後のたった1年の間で、見た目が恐ろしく変化してしまったお話です。
その姿を見るといかに体、心にダメージが大きかったことが伺えます。
【写真】新型コロナによって疲れ果てた看護師
How it started How it's going pic.twitter.com/cg32Tu7v0B
— Kathryn Ivey (@kathryniveyy) November 22, 2020
顔は疲れ切ってしまい、肌ツヤなどはおろか、顔には常にマスクを付けていた為か紐の跡が残っていて、目も生気が感じられ無し…
医療に携わるだけでここまで看護師たちを変貌させてしまう新型コロナウイルスの恐怖、今後こういった問題にもケアをしっかりとしていかないと、確実にマズいことは言うまでもありませんね。
そして彼女がこの写真を明かした理由とは…
「新型コロナ患者の治療室に長時間いた私は、部屋から出た後に自分の疲れ切った顔を見て驚きました」
「顔や体は汗でびっしょりしていて、フェイスシールドとマスクからは髪の毛が飛び出ていました。顔には個人防護具(PPE)の跡が深く付いていて、赤くなっていました」
「人々はきれいなスクラブや白衣を着ている看護師を想像すると思いますが、現実は全く違います。それを思い出しました」
「政治的な問題にも発展しているパンデミックにおいて、その中心にいる患者たちの世話をするとはどういうことなのか。私はただ人々に現実を見てもらいたかったのです」
彼女の悲痛の叫び、確かに医療関係者にここまでの負担が掛かっていることは実際に現場で立ち回っている人にしか分からないと思います。
引用元:BUZZfeed